ネット銀行はなぜおすすめ?メリットと利用法大公開!住宅ローンも借りやすい

給与振込や口座引き落としなど、生活にかかせない銀行。なかでもインターネット上のみで銀行取引を行うネット銀行は、いまや欠かせない銀行のひとつとなっています。大手銀行ユーザーが、ネット銀行口座を作りさまざまなシーンで利用するのはもはや当たり前。それほど、ネット銀行は使い勝手がよく、メリットがたくさんあるのです。ここでは、ネット銀行のメリットや利用法について説明します。

大手銀行より手数料が格安!

多くのネット銀行の取引上発生する手数料は、大手銀行より安いケースがほとんどです。ネット銀行は路面店舗がないため、リアル店舗を運営する銀行に比べると、店舗の維持・管理や人件費にかけるコストが各段に安く済みます。そのため、手数料などを抑えたサービスを展開することができるのです。

ネット銀行の中でも、手数料が格安な銀行を詳しく紹介しています。銀行の手数料がかからない!?入出金はこの方法をおすすめ!を参照してください。

預金の金利が比較的高め!

定期預金や仕組預金など、金利の高い預金サービスではなく、基本の普通預金の金利で比較してみましょう。各ネット銀行と大手銀行の普通預金金利は以下の通りです。

普通預金金利
東京スター銀行0.001%〜0.100%
楽天銀行0.02%〜0.10%
イオン銀行0.001%〜0.10%
SBJ銀行0.02%
ソニー銀行0.001% 
セブン銀行0.001%
GMOあおぞらネット銀行0.001%
ジャパンネット銀行0.001%
auじぶん銀行0.001%
住信SBI銀行0.001%
三菱UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%
みずほ銀行0.001%

大手銀行も含めて、多くのネット銀行の普通預金金利は「0.001%」となっています。相当低いですね。そのまま口座にいれておいても、ほとんど金利がつかない状況です。

そんな中、「東京スター銀行」「楽天銀行」「イオン銀行」は、サービスにより金利の幅はありますが、普通預金にも関わらず最大0.1%という高金利を実現しています。「SBJ銀行」も0.02%なので、字の如く他行よりケタが違います。

東京スター銀行

東京スター銀行は一見完全ネット銀行のイメージがありますが、全国に30店舗営業しているので、店舗での相談も可能です。普通預金サービスとしては、「スターワン円普通預金」という名称で、月8回実質手数料0円と、「スターワン1週間円預金」が利用できます。

東京スター銀行より引用

「スターワン1週間預金」は、預け入れ10万円から1週間という短期で、年利0.05%という普通預金としては破格の金利が適用されます。10万円以上資金があって、運用方法が決まってない場合、遊ばせておくよりこちらに預けておいた方がおトクです。

東京スター銀行について詳しくはこちら

楽天銀行

1,000万口座を突破した楽天銀行。楽天市場等、グループサービスとの連携や特典で口座申し込みが拡大中です。楽天銀行の普通預金金利は、以下のように0.02%となっていますが、利用状況によって金利が優遇されるサービスがあります。

楽天銀行より引用

楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にしていると金利が0.04%となります。さらには楽天証券口座との「マネーブリッジ」で、普通預金金利が0.1%という高金利になります。

マネーブリッジとは…

楽天証券と楽天銀行が共同で提供する口座連携サービスです。銀行と証券の口座間の資金移動が簡単になったり、普通預金の優遇金利やサービスの利用に応じて「楽天ポイント」がもらえるお得なサービスです。

楽天銀行より引用

投資などの予定がなくても、証券会社の口座を持っていると、証券会社と銀行間の入出金手数料無料などの優遇措置を利用できるなどのメリットがあります。楽天証券の口座維持費は無料です。口座開設は簡単なので、ぜひマネーブリッジを利用してみてはいかがでしょう?

イオン銀行

スーパー「イオン」や「まいばすけっと」などでおなじみのイオングループが運営する「イオン銀行」です。イオン銀行の普通預金金利は、以下の通りです。

イオン銀行より引用

イオン銀行では、利用度によってステージが変わる「Myステージ」というサービスを用意しています。Myステージは、イオン銀行での取引内容によってスコアが設定され、スコアの累積によって毎月のステージが変わります。ステージには、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」そして「プラチナ」の4段階があります。プラチナステージだと、普通預金の金利が年利0.1%となり、付随して以下の内容の優遇サービスが受けられます。

イオン銀行より引用

ブロンズステージでも0.01%と、他行より10倍金利が高いので魅力がありますね。ちなみにブロンズステージになるには20点必要ですが、給与受け取りで30点、利用金額によりますがWAONやイオンカードの利用でブロンズステージに継続してとどまれる可能性はあります。

Myステージのスコア判定条件についてはこちら

住宅ローンの審査が通りやすい

大手銀行などでは、正社員など安定した雇用の人以外は住宅ローンの審査を通ることは難しいのが現状です。しかし、ネット銀行では契約社員や派遣社員など、非正規の人にも比較的住宅ローンが通りやすいという大きなメリットがあります。

住宅ローン利用条件(雇用環境)              備考
東京スター銀行正社員勤務1年以上単身者は年収400万円以上。
楽天銀行契約社員・派遣社員も
利用可能
就職あるいは転職間もない場合も給与証明書提出により申し込み可能。年収400万円以下の場合はフラットに申し込み可能。
イオン銀行契約社員・派遣社員も
利用可能
健康保険・厚生年金保険の被保険者であり、雇用保険への加入要
SBJ銀行契約社員・派遣社員も
利用可能
個人事業主、勤続年数が短い場合も可
ソニー銀行借入時雇用条件については記載なし
セブン銀行住宅ローン借り入れサービスなし
GMOあおぞらネット銀行住宅ローン借り入れサービスなし
ジャパンネット銀行前年度年収が200万円以上個人事業主は原則不可
auじぶん銀行契約社員・派遣社員も
利用可能
ただし、将来に亘り安定的かつ継続的な収入の見込みがある場合のみ。勤務先以外の情報も含め審査。
住信SBI銀行契約社員・派遣社員も
利用可能
ただし、安定継続した収入のある場合のみ。
三菱UFJ銀行借入時雇用条件については記載なし
三井住友銀行契約社員は利用可能
みずほ銀行借入時雇用条件については記載なし。安定した収入がある場合可能。

契約社員・派遣社員、200万円以上の年収であれば住宅ローンを申し込める銀行は赤文字で示しました。雇用条件や年収条件について記載がない銀行もありましたが、特に勤務条件を設けていないのは、正社員でないといけないということではないという意思も感じ取れます。なお、アルバイト・パート・年金収入のみ・無職の場合は利用不可という金融機関がほとんどです。

私も派遣社員だったときに中古マンション購入で住宅ローンを都市銀、ネット銀行と、何社か申し込みました。都市銀は審査に落ち、住友SBI銀行にも落ちましたが、楽天銀行でなんとか借り受けることができました。

感触としては、私が審査申し込みをしたときよりもずいぶん住宅ローン申し込みの敷居は低くなっていると感じます。銀行も利益を得るため『できるだけ貸したい』ところだと思うので、「年収や雇用条件」に少々自信がなくても、申し込みや相談をしてみるのをおすすめします!