「WAON」より「nanaco」がおすすめのワケとは?

数ある電子マネーの中でも、税金が支払えるカードは多くはありません。そのうちのひとつがセブン&アイグループの「nanaco」、そしてイオングループで発行している「WAON」です。どちらも機能性が高く人気のあるカードですが、「税金支払い」という点で比べてみると、違いが見えてきます。

電子マネー2大カードの特徴を比べてみよう

WAONの特徴とは

「WAON」は、イオングループが運営しているスーパー・イオンやダイエー、まいばすけっとを始め、ミニストップやローソン、ファミリーマート、WAON加盟店で使用できる電子マネーです。店舗のレジやWAONチャージャー、イオン銀行のATM、クレジットカードでチャージ(入金)をし、店舗や モバイルWAON・モバイル JMB WAON、イオンネットスーパー といったネットショッピングでの支払いができます。

また、WAONで買物や、キャンペーンの参加などでポイントが付与されます。WAONポイントは税込み200円ごとに1ポイント(1円相当)がつき、WAON(電子マネー)に交換することもできます。

WAONは円だけでなく、米ドルやユーロ、中国元、韓国ウォンといった外貨からのチャージも可能です。 羽田空港、福岡空港の国際ターミナルに設置の外貨両替サービス「ポケットチェンジ」 を使用して外貨チャージができます。海外旅行から帰ってきたときなどに、余った使用しない外貨を有効に利用することができるのは便利ですね

ただし、WAONポイントには加算期間と有効期限が存在します。加算期間は1年単位で、 有効期限は1年間のポイント加算期間を含む最大2年間です。有効期限を過ぎたWAONポイントは失効してしまうため、ずっと貯め続けることができません。この点は注意が必要です。

ADME(アドミー) | サイバーエージェントの新しいアフィリエイトサービス

nanacoの特徴とは

「nanaco」はセブン&アイグループが発行する電子マネーカードです。セブンイレブンやイトーヨーカドー、西武・そごう、デニーズ、アリオ、LOFTといった セブン&アイグループ の店舗のほか、nanaco加盟店で使用ができます。チャージの方法はWAON同様、店舗レジやチャージ機やセブン銀行ATMのほか、クレジットカードやnanacoギフトからもチャージができます。

nanacoマークのあるお店でnanacoで支払いをすると、税抜き100円ごとに1ポイントが貯まります。 そのほか、セブン銀行や日本旅行などのサービスを利用してもポイントを貯めることができます。さらに、クレジットカードの利用でもポイントを貯めることが可能です。

nanacoポイントを貯めることができるクレジットカードには、nanacoと連動可能なセブンカード・プラス、セゾン、UCカードがあります。例えばセゾンやUCカードをセブンイレブンでの買い物に利用する場合、 事前登録をすれば、永久不滅ポイントに加え、nanacoカードにも自動的にnanacoポイントを貯めることができます。さらにセブンカード・プラスであれば、利用ごとにnanacoポイントが貯まります。

nanacoポイントには、WAON同様、有効期限があります。加算された月から起算して2年になる前の月まで有効です。期限切れになる前に使ってしまうか、電子マネーに交換しておくことが必要です。電子マネーには有効期限はありません。

税金払いにはどちらが強い?

コンビニエンスストアでは、各種税金や社会保険料・公共料金の支払いや、通販・ネットショッピングでコンビニ決済で買い物をした代金を支払うことのできる、「収納代行」というサービスを行っています。この「収納代行」は多くのコンビニエンスストアで行っているので、利用している人も多いでしょう。

しかし、nanacoやWAONを使って税金支払いが可能なコンビニエンスストアは多くはありません。

WAONでの税金支払いが可能なコンビニは、ミニストップだけです。ローソンやファミリーマートではWAONでの税金支払いはできません。nanacoについては、セブンイレブンでの税金支払いが可能です。

比較① コンビニ店舗数

せっかく貯めたポイントでお得に税金を支払おうとしても、近くに支払いのできるコンビニがないことには意味がありません。自分の行動範囲(家、職場や学校など)にミニストップあるいはセブンイレブンがあるかどうかがポイントです。わざわざ電車に乗って電子マネーでの税金支払いをしにいくのは、現実的ではありませんね。

ミニストップの全国の店舗数は2019年2月現在、2,197店です。対してセブンイレブンは2019年3月現在、20,904店にのぼります。店舗数でみると、約10倍の差があることが分かります。ミニストップとセブンイレブン両方が近くにある場合は問題ありませんが、セブンイレブンの方が近くにある、というケースの方が多いのではないでしょうか。

税金の支払いは毎日行うことではありませんが、支払いが気軽にできる環境にあるかどうかは大きいものです。自分の家や通勤・通学経路にあるコンビニを、税金支払い店舗と決めておくのがおすすめです。そういう意味では、店舗数が多いセブンイレブンでの税金支払いが可能なnanacoが、より使いやすいといえるでしょう。

比較② 電子カードへのポイントがつきやすいのは

電子カードで税金の支払いをするメリットは、電子カードへのチャージによってポイントが付くという点にほかなりません。現金で税金の支払いをしてもなんら得になることはありませんが、チャージ時に付与されるポイントが多いほど、現金化したときに税金の支払い分が減り、結果的にお金の節約につながります。

WAONとnanacoは、どちらのポイントがつきやすいのでしょうか?

実はWAONもnanacoも、それぞれ加盟店の実店舗やネットショッピング、クレジットカードの使用などでポイントが貯まるのは共通です。それぞれ条件によりポイントが大幅に貯まるサービスもあり、効率的にポイントを稼げるしくみが整っています。WAONで効率的にポイントを貯めるには、200円で1ポイント貯めることができるイオンカードセレクトを使用したオートチャージを基本に、ポイントアップの日にイオンでの買い物をするなどを組み合わせるとよいでしょう。

nanacoでは、同様にセブンカード・プラスを使用したオートチャージ200円ごとに1ポイントが加算されます。さらに、セブンイレブンでの買い物にセブンカード・プラスでクレジット払いをすると、200円ごとに3ポイントが貯まります。また、セブンイレブンでセゾンカード、UCカード払いをすると、100円ごとに1ポイントがつくのと同時に、永久不滅ポイントも1,000円ごとに1ポイント貯まります。

そのほか、nanacoポイントを貯める方法として、セゾンカード・UCカード払いで得た永久不滅ポイントをnanacoポイントに交換するというものもあります。この場合、永久不滅ポイント200ポイントにつき、nanacoポイント920ポイントに交換が可能です。

WAONの場合、毎月10日にイオンで買い物をすればポイント5倍が貯まるサービスがポイントの稼ぎ頭といえるでしょう。しかし日にち限定というのが難点です。その点、特定のクレジットカードであれば限定なしで利用額に応じたポイントをどんどん稼げるnanacoが、ポイントを貯めやすくおすすめです。

まとめ

WAONとnanacoのどちらがお得かというのは、基本的に「イオン系列」をよく利用するのか、「セブン&アイ系列」をよく利用するのかによります。利用する率が高ければ、ポイントもどんどん貯まるのは論を待たないところです。しかし、税金払いの観点でみてみると、ストレスなく税金払いをするためには近くにコンビニがあるか、制限なくいろんな場面で効率的にポイントを稼げるかということが重要になるでしょう。広く普及しているセゾンやUCカードのクレジット払いでポイントを貯め、nanacoポイントに交換するというワザが使えるnanacoの方に軍配があがります

オートチャージは、カード残高が少なくなった場合にあらかじめ設定した金額を自動的にチャージしてくれる機能です。このオートチャージにもポイントがつきますし、オートチャージでポイントがつく特定のクレジットカードを利用すれば、ダブルでポイントがつくため、大変効率的にポイントを貯めることができます。